【真実】FX&バイナリー専業トレーダーの1日のスケジュールがこれです

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サイキックス
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「私の1日のスケジュールを聞きたい」というリクエストを頂いたので専業投資家の1日の過ごし方について紹介します

この記事の著者

斉木勇一(サイキックス)

論理的アプローチを得意とするトレーダー、システムエンジニア。バイナリー歴8年、為替歴13年。震災をきっかけに相場の世界へ足を踏み込む。長い下積みを経て2015年に脱サラ。やっと勝てたと思ったら、今度は業者に約1000万出金拒否される。 著書「ロジカルトレーディング」「Profit Quadrant」(全文英語)。専門誌「FX攻略.com4月号」、単行本「ボリンジャーバンドで稼ぐトレーダーのFX戦略」掲載。自作インジケーターのDL数は100万回超え。サイキックスの略歴はこちら

私の取引スタイルについて

取引対象と通貨ペア(バイナリーオプションとFX)

私は2011年から為替、先物(バイナリーオプション取引含む)をメインに取引していています。通貨ペアはリクイディティ(流動性)の観点からメジャー通貨(ドル円など)に絞って取引しており、取引のドルストレート通貨となります。

ポジション保有時間と分析対象の時間足

トレードで使用する時間軸ですが、FXの場合には、1時間足をメインで見る時間軸に設定し、その上位足である4時間と、下位足である15分足をみてチャート分析を行います。バイナリーの場合には、15分足をメインの足に設定し、付随して5分足、1時間足を分析します。

ポジションの保有時間は、バイナリーオプションの場合には、満期が決まっているため、基本的には15分間となります。FXの場合には、事前に自分が決めていた利確ライン(ターゲットプライス)に到達し次第、決済となるため、停滞が続く場合にはポジション保有時間が長くなり、数日ポジションを保つこともあれば、急騰急落などによって一瞬で価格変動があった場合で数分でポジションを手仕舞うこともあります。

ポジションの保有時間
  • バイナリーオプション..5分から15分、1時間以内
  • FX、先物…15分〜数日間

最低限の指値だけいれてあとはスマホで監視し、外出することも多いです。バイナリーの場合は手法が完全に固定化されており、自分の中で「鉄板の中の鉄板」で勝つ、大きな節目の付近でしか入りません。チャートの見ている時間の軸が大きいので、ある程度1つのチャートの形及びサイクルが形成されるまでに時間がかかります。

専業投資家の1日のスケジュール

8時 起床

朝すぐ起きてパソコンを開きます。

寝ている間に何かニュースや大きな動きがないかをチェックします。ここで日常生活のタスクを行い(歯磨き、洗顔、寝癖直し等)出かける準備をします。

8時30分〜9時 朝食


朝ごはんを食べに、家の近くのホテルへのレストランに行きます。味は特別美味しいわけではないですが、スペースが確保されて、居心地が良いからです。

8時には到着して、絶対にパソコンを開いています。

飯を外で食おうが、風邪をひいて家にいようが

どんな状況であろうが必ず平日8時はパソコンを開きます。

もちろん、Wi-Fiの使えない一部の国際線でフライトしている時や(大体の場合ビジネス以上だと使える)よっぽどをひらけない状況で開かない時もありますが

「自分の信念」として、習慣として休まずに開くようにしています。

9時-10時 チャート監視

東京市場が開くタイミングは必ずチャートに目を通すようにしています。

年間を通して東京市場に9時に開場し、15時に閉場します。
その中でもドル円、クロス円通貨ペアで一番ボラティリティが出やすい時間帯は9〜10時の1時間。

そこから閉場にかけて徐々にボラが下がっていく傾向にあります。(※例外的に途中で大きいファンダや海外勢の大きい利確が入ることもあります。)

少なくとも2016年〜2019年の間はそのような傾向が見られますし、短期トレーダーやバイナリーやる方はそこだけやっても十分取れると思います。

10時〜18時 自由時間(チャート監視)

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完全に好きなように過ごします。

夜中まで起きていた場合にはここで寝ます。主には、ジム、映画館、買い物、旅行に行きます。

映画が好きなので映画をよく見るのですが、映画館はチャートが気になりすぎて、相場が休みの日を除いてVIPルーム(個室)じゃないと見れないので、最近はあんまり映画館に行きません。

最近だと映画の公開と同時にダウンロード版が公開されているものも多いので、それを使って家で見ることがほとんどです。

18時〜 チャート監視

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チャートに本格的を見ている時間となります。

見ていると言ってもずっと張り付いている訳ではなく、映画や本を見たり、日常の作業をしながら行っています。

チャートにおいて張り付くべきところは「全体の3割もない」と思っています。

ライン(水平線、斜め線)にアラートをいれて、アラートが鳴るまではそこまでチャートを眺めていますがずっと張り付くということはしません。

物理的に全部張り付くことは集中力的に続かないというのと、ずっとチャートを眺めていても無意味だと思っているのでこういうスタイルをとっています。

翌2時から6時の間〜 就寝

ドルストレート通貨の場合には午前2時から段々とポジションの手仕舞いが起き、ゆるやかな値動きになっていく傾向があります。ポジションの保有状況に応じていつ寝るかを決めます。これにて1日が終了です。

個人投資家の生態とは

個人トレーダーの仕事のイメージとしては「個人経営のレストラン」みたいなものだと考えています。

普段は一応店にいて、1日の中で最低限の食材の準備等を一通りこなし、客が来ない時には、好きなことをやっているけれど、客が来た時だけ調理して接客する感じですね。

私の知り合いベースだと、専業投資家だからといって、1日中チャートに張り付いている投資家は3割以下です。チャートに長く張り付くがあるのは”自分の型”を作るために検証をしたり、エントリーの練習をするトレードを始めた初期の段階です。「トレード1本で食べていく」を決めるほど自分の腕に自信があって専業投資家になる時点は、手法がある程度完成されていて、自分の手法はどの時間帯に勝率が高くエントリー回数が多いのかがわかるため、あえて優位性の低い時間帯にエントリーする必要がないからです。

トレードのワンポイントハック

また1つの相場ハックとして、本当に引きたいラインの手前にアラート用の線をおくと、エントリーチャンスを逃したり、攻防のプライスアクションを見逃すことがかなり減ります。

前使っていたMT4やcTraderではアラートを鳴るカスタムインジケーターを入れていましたがTradingView(トレーディングビュー)では、デフォルトでラインにアラートを設定することができる機能が付いている為、純正のアラート機能を多用しております。

相場で勝ち続けるために必要なこと

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この私は相場の世界へ足を踏み入れてから9年目になり、今まで多くの「億り人」「資産10億以上」の方を見てきました

そして過去自分にとって憧れだった人含め、たくさんの方がある日突然勝てなくなり、全財産を吹っ飛ばした場面も見てきました。その多くが、「自分は相場をいとも簡単に見抜けるのだという驕り」により退場をされているのを見てきました。

中には、数億単位での証拠金不足による追証(追加入金)を求められ、
「億り人」から「逆億り人」になってしまう方もいらっしゃいます。

MEMO
国内業者の場合ゼロカットは法律で禁止されており、全ての業者で追証があります

数百万単位の失敗はまだなんとでも取り戻せます。

実際、散々失敗して痛い思いをしてから成功される方の方が私の知っているケースとしては多いです。

ですが、数千万、数億以上だと労働収入で取り戻すことは、よっぽどのことがない限り難易度が高いです。

相場の失敗は相場でしか取り戻せません。

補足

証券会社は基本的に追証に対してそこまで激しく取り立てはしてこないので、しっかり交渉すれば待ってもらえます。(世界的な金融危機の発生で証券会社にお金がなく必死でで回収してくるケースはある)

どんな時であっても「初心に戻って理論的で冷静なトレードを心がける」こと。これだけは自分の投資人生で常に意識しています。だから「ルーティーン」徹底しています。

相場は短距離走ではなく、好きなだけ休んで良い長距離走です。
(ただし体壊したら終わる)

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