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2019年いろんなところで「勝率が下がった」「スプレッドが広がった」等の声が上がってますね。今回はバイナリーオプション業者「ハイローの仕様の変化」について解説します。
2018年から2019年にかけて
大きくバイナリー業者の仕様が変化しています。
勝ち続けるためには変化に適応し続けることが不可欠です。
口座凍結の基準の引き下げ
ここではハイローオーストラリアを例にとっていきましょう。
私は実際にハイローオーストラリアを使う前に別の業者を使っていましたが、
一度「口座凍結され、利益額を全没収された」という経験がございます。
口座凍結とは、利益額が「一定の基準」を満たすと1回の取引あたり5000円以下のエントリーしか出来なくなることを指します。
ログイン自体は問題なくでき、入金や出金は通常通り可能です。
2018年までは平均1000万-1500万付近で凍結されることが多かったのが
2019年においてこの凍結の基準が下がってきており、
合計700-900万くらいの勝ち越しで
凍結されてしまう確率が極めて高い
凍結後の出金に関しては
現在はアービトラージやシステムの意表をついたキワモノ系のロジックをやらない限り、2019年において出金を全て確認できています。
+α 自動売買の口座凍結厳重化
自動売買ソフトの口座凍結が2019年になってから増えています。
これについては過去記事で詳しく解説しています

スプレッド取引(大きな変化なし)
基本的にスプレッド取引
(不利な場所でエントリーさせられる代わりにペイアウト率2倍の取引)は通常の取引と比べてペイアウト率を考慮しても割の合わない設定されています。
つまり、下がる勝率に対して上がるペイアウトがショボすぎる
またスプレッド取引はスプレッドが相場のボラティリティ(変動幅)によって毎回変わるため、そもそも
「正しくバックテストを取ることが不可能に近い」
また、スプレッドを含まずにとったロジック本来の期待値よりも方が大幅に低下してしまうため、推奨しません。
(※スプレッド取引は、そもそも普段使わないため、2019年における実弾による検証をしておりません。最新の情報はご自身にてご確認お願い致します。)
エントリーが不利な条件にされすくなった
2018年の年末、特に2019年の1月にかけて
約定拒否、不利な場面でのエントリー、エントリー遅延、隠しスプレッドなどが大幅に拡大しています。
この2019年の大幅なバイナリー業者の改悪で
多くのロジックの勝率が下がり、
バイナリーオプション取引の難易度がかなり上がっています。
2019年にかけて不利なエントリー要因をカバーするため、比較的「大きな利幅を狙うロジックでないと勝てなくなっている傾向」になっており
時代に適応した高度なロジック以外は淘汰されつつあります。
特にオシレーターの逆張り(MACD、RSI、RCI、ストキャスなど)など、
バンド系ロジック(ボリンジャーバンド等)などは
ロジックの性質上、小さい値幅を追うことになりがちのため、
大きな利幅を狙うための改良をできていないロジックは淘汰されています
- 口座凍結までの基準が低下(厳重化)
- スプレッド、隠しスプレッドの拡大
- エントリー遅延発生率/約定拒否率の上昇
業者の仕様やチャートの値動きの特徴自体が数年前とは確実に変化しており、その時代に手法やトレードを行なわないと、勝てないでしょう。